さ~て、
前回は単セルバッテリーの目的(意味)をUPしましたね!
今回は組み立て方をUPしちゃいます。
単セルバッテリーにはパックバッテリーを分解して組みなおす「とりあえず単セルバッテリー」と、市販で最初から組むのを前提にバラで売っている高容量、高出力、個々の性能をそろえてある「マッチド単セルバッテリー」など色々あります。
どちらも単セルには変わりありませんが、今回は現在お手持ちのバッテリーを分解して組みなおす「とりあえず単セルバッテリー」の説明をしたいと思います。
道具の説明。左上から
「銀入りハンダ」「ルーター」「単セル組み立てジグ(ヨコモ製)」「すでに完成したバラセルバッテリー」「これから組みなおすパックバッテリー」「ピンセット」「シャンテ(バッテリーをつなぐ接続金具)」「ハサミ」「ペースト(ハンダのノリを良くする剤)」「めん棒」「ハンダこて(高出力セラミック48W以上)」 ココには写っていませんがペンチとパーツクリーナーもあると便利です。
どうせなら通電効率の良い銀入りハンダを購入しました。組み立てジグはヨコモ製。これはシャンテを固定しながらハンダ付けが出来るので少々高くてもこれを選びました。ハンダこては高出力のものを使用してください。出力が弱いとハンダが溶けるまでに時間がかかり、その間にバッテリーに熱が伝わりすぎてしまいます。セラミックヒーター48W以上で2500~3500円ぐらいで売っています。
①最初にパックバッテリーのカバーを剥がし、各バッテリーが薄い金属片でのスポット溶接でつながっているので引っ張って剥がします。手で強めに引っ張れば剥がれますので頑張ってください。 コネクターはハンダで固定されているので溶かして取り除きます。
※ この後溶着です。ココでバッテリーの印刷の向きをそろえておくと出来栄えも良いでしょう。
⑥ハンダ付けする面に先に薄くハンダを盛っておきます。ハンダの量は1センチぐらい。この時バッテリーに熱を伝えすぎるとダメージを受ける場合があるので、あまり長時間ハンダこてをバッテリーに当てないでください。高出力のハンダこてならば1秒で十分ハンダが溶けます。
⑦ジグを使用しバッテリーにシャンテ(接続金具)をセットしてハンダ付けをします。もちろんシャンテ側にもペーストを塗っておきます。この時ハンダは1センチぐらいに切り分けてシャンテの上に載せ、その上からハンダこてを当てます。するとさっと溶けてシャンテに空いている穴を伝って中に入り込みしっかりと溶着できます。 この時もハンダの当てる時間は1秒ぐらいです。
1本のバッテリーは片側3箇所、もう片方が2箇所の計5箇所のシャンテで互い違いに固定されております。頑張ってトライしてみてください。
単セルバッテリーはシャンテ(接続金具)がむき出しの状態なので金属に触れるとショートする可能性があります。保管や持ち運びには市販の専用箱に入れて取り扱ってください。ラジコンショップで5箱7箱入りで売っております。
以上簡単に説明してみましたが解っていただけたでしょうか?
以上簡単に説明してみましたが解っていただけたでしょうか?
単セルにする事によってきっちりバッテリーの容量値まで充放電出来るようになりますし、何しろ寿命が延びるので良い事づくめです。
次回は単セルの充放電の仕方について報告いたします。
「えっ、別にいいって?」そんなこと言わずにまた見てやってくださいね!
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