チャンバーとエンジンとの間に挟まるフランジの加工
そもそも何も加工をしなくても問題はないのですが
エンジン側のポートは楕円でチャンバー側は真円
どうしてもフランジとエンジンとの間に段差ができる
2ストロークのチャンバーは流体力学応用の塊で
爆発後のガスはエンジンから排気されるとチャン
バー内で膨張してぶつかりエンジンに戻ってくる
それを利用し燃焼ガスの充填効率を上げている
クランクケースリードバルブ式2ストローク作動
(画像をクリックしてみて!)
ということは・・・
この段差を極力取った方が良いに決まってる!
エンジン側とあわせながら段差を削っていきます
あわせては削って、あわせて削って・・・
こんな感じに
段差がほぼ無くなったら耐水ペーパーで
こんな感じかなぁ?
昔は吸気、掃気、排気ポートも削った覚えがあります
そもそもシリンダーは鋳物なのでポート壁は凸凹です
滑らかな吸排気を行う為に鏡面仕上げしたもんです
そんな昔話はさておき
ビフォア・アフター
右が削る前で左が削った後
どれくらい削ったかというと
1個だけでこんなにも削りカスが出るくらい
フランジポートの形状を変更しました
フランジポートの形状を変更しました
アルミだけどしょうじきかなり疲れます
でもそれだけの効果は期待したいですね!
2気筒あるのでもう1個も頑張りま~す!
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